東南アジアへの出張③

今週も引き続き海外出張のお話
マレーシアのクアラルンプールでウアオの商品をお取り扱いいただいているお得意先へ商品のご案内を行いました。このお得意先の社長は40代前半ですが10数年前に独立開業した新興のHair&Beauty Supplierさんで相当のやり手です。そして、我々にとってウアオの商品をマレーシアで初めて取り入れてくれたとても大切なお得意先です。5年ぶりの再会でお互いの近況やコロナ禍での苦労話など話題が尽きません。

お取引サロンを定期訪問するセールスマンの事務所兼倉庫を郊外に持ち、近隣のサロンが手軽に材料を買うことができるいプロ用ショップを市内の中心地へ出店されてます。そしてこのプロ用ショップは同社のアンテナショップの役割も果たします。

今回のアポは先方の指定でこのプロショップへ訪問したのですが、以前は1区画の狭い店舗の中に商品を山積みにして販売をしていましたが、3区画まで店舗を拡大し取り扱い商品も洗練されて大手の欧米メーカーや日本製の商品の取り扱いの幅も広がりこの会社の成長をうかがうことができます。

商談はいつも社長と奥さんが同席されます。社長が主に水物系で奥さんが道具雑貨系とご夫婦で守備範囲を分けられています。今回ウアオの商品からはSトリートメントマスク・フィザップ・ライブケラブローアップローションの3品をご案内です。以前のblogでも書きましたが、現地のサロンにおける施術において ”結果” と ”ケア” は別という考え方もあるのでそこを踏まえ、彼らの営業のスタイルや販売商品を見て商品を選定したのが今回の3品です。どの商品も説明はスムーズに伝わり実際に商品を手に取ったり奥さんの髪に塗布したりして試します。それぞれ使用した感じの評価も悪くない模様です。ここからが本題の価格提示です。価格提示をして”安い”と言われたことは一度もありませんので、これも彼らのビジネススタイルと理解しています。実際は5年前と比較して日本円は現地通貨に対して20%強は安くなっているのですが・・・(笑) しかし実際に輸出価格に輸入関税等上乗せしていくとそこそこの価格になるのも事実。その場で注文を取りたかったのですが、昨年納入した在庫を持っていることもありタイミングを見て今回紹介した商品と一緒に発注してもらうことになりました。そして初回発注の時は価格面でサポートするよう念押しされました。華僑の方はコミュニケーションを取りながら価格交渉をするのが本当に上手で毎回お勉強になります。

 

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