前回は ”シェアサロン” ”業務委託” ”面貸し” という
新しい運営形態について書きました。
”シェア Share ” ⇒ 共有
”単独所有” と真逆の ”共同利用” という考えが今のビジネスにつながっていると考えています。
現在はインターネットを経由してサービスを利用することが一般的ですが、”共同利用” というところだけを考えればこの考えを取り入れたビジネスはインターネットを介さず昔から存在しています。
・貸衣装
・レンタルビデオ・レンタルCD
・レンタカー
・レンタサイクル
・運送業における共同配送(トラックの共有)
・航空業界におけるコードシェア(共同運航⇒路線の共有)
インターネットの普及に伴い高度で幅広いサービスの提供が可能となり、そこからさらに様々なサービスが生まれて進化して
B to B や B to C さらには C to C と 徐々に裾野が広がって ”シェアリングエコノミー” というものに変化していったと思います。
そしてこの ”シェアリングエコノミー” について
一般財団法人シェアリングエコノミー協会は
シェアリングエコノミーを
インターネットを介して 個人と個人・企業の間でモノ・場所・技能などを売買・貸し借りする等の経済モデルです。
としており
シェアをすることで生まれる経済を業界で一丸となって活性化してくということを目的として協会を設立されたそうです。
多数の有名企業が会員となっていてSDGsに関する取り組みもされています。
そして市場規模は2021年に2兆4198億円で過去最高を記録し2030年度には14兆2799億円に拡大予測されています。
8年後に約6倍弱の市場規模に成長するという予測ですので、もっと手軽なサービスが身近にたくさん誕生しそうですね。
理美容業界におけるシェアリングエコノミーはこれから新しいサービスが出てくる余地がたくさんあるように思います。私が考えるシェアリングエコノミーは minimo だと思っています。 サロン(店舗)ではなくスタイリスト(個人)に予約ができるという点はスタイリストの技能をインターネットを通じて予約して利用するという点で合致しています。
前回ブログに書いた ”シェアサロン” は ”場所” のシェアです。 我々商社が何らかのシェリングエコノミーに参入する場合に介在するのは ”モノ(商品)” になります。そしてスタイリストの場合は ”技能” になりますが、この ”技能” はシェアリングエコノミーの市場拡大に伴い新しい価値が生まれて需要が伸びるのでは??と思っています。
これから更に拡大が予想されるシェアリングエコノミー
要チェックです。