アジアの理美容事情 その7 インドネシアでのカラー講習会③

開始早々から想定外のことが次々起こったインドネシアでのヘアカラー講習会

1人目のモデルさんのカラーの仕上がりは前回のブログに書いた通りで・・・

前回のブログはこちら

その次ののモデルさんはブリーチをしない状態からのカラー施術だったので問題なく施術が完了しました。
ピンク系だったと思いますがツヤも良くキレイに仕上がりました。
モデルさんもかわいかったのですが顔出しできないのが残念です。

2人の施術が終了したところでお昼の時間です。

現地の講習は1日通して実施され、お昼ご飯は現地代理店が準備します。
インドネシア式のお弁当が配られで皆さん談笑しながらランチブレイクです。

受講者がお弁当を食べ終わったお昼休憩の後半は、代理店の社長による商品の説明のマイクパフォーマンスが始まりました。

美容機器やカットシザー スタイリング剤等々・・お客さんも説明を聞いているのですが、今回はメーカーさんのヘアカラーを主とした講習会な訳で・・・ もちろんこの流れは代理店と当社とメーカーさんで共有したタイムテーブルにはありません(笑) でもなぜかプロジェクターに商品のPRが投影されていて、休憩中のCMみたいなものなんでしょう(笑) 

代理店のセールスもサロンさんにべったり引っ付いていていろいろな商品を売り込んでいます。彼らの商魂と熱心さを感じます。

お昼休憩が終わって午後からはパーマ講習です。現地では普及していない技術を広めようということで当時日本で流行していたクリープパーマの講習を行いました。

ただしモデルさんの髪にロットを巻いてパーマをかけるだけでは伝わらないので最初に座学の時間を取ってパーマがかかる理論のところから説明です。

これも日本語からインドネシア語に通訳を介して倍の時間を要して、そこからようやく実技に入ります。

そしてパーマも無事に施術終了です。

ここで3時のおやつの時間です、ワゴンを押した女性が会場の入り口へ

葉っぱに盛られた甘い何か・・・よくわかりませんが皆さん食べてました。

午前中にカラー施術2人 午後にパーマ施術1人の講習を2日間実施したこの講習会
休憩中に受講者の方と話をしましたが、その方は日本製の商品だけを扱っており、日ごろから商品について勉強しているようで、日本のメーカーやカラー剤についてもかなりの知識を持っておられました。現地代理店が教育に力を入れているからなのでしょう。

講習中に気づいたところ・・・
カラーとパーマの講習で受講されているはずなのに、一番関心が高いのはカットかな?と思った瞬間
カラー施術が終わりブローをしているときに講師が少し鋏を使って毛先を調整すると受講者が講師を囲むくらい周り近づいてきてて手元を観察、講師は毛先を調整する程度で鋏を握ったつもりが、その場の空気が”もっともっと”という雰囲気を醸し出しカットの技術も少し話しながら毛先を調整していました(笑)
カットの時の拍手が一番大きかったような(笑)

最後に代理店の社長さんからいただいた立派なお花 
感謝しかありません。

私にとって貴重な経験となった海外での講習会、想定外のことが次々起こり反省点が多かったですがとても良い勉強になりました。

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