前回のインドネシアでのカラー講習会①からの続きです。
前回のブログはこちら ↓
ヒヤヒヤしながら20分遅れでスタートを切った講習会・・・
技術に入る前にヘアカラーのコンセプトや概要・セールスポイントなどをスライドに投影してメーカーの営業担当者がが説明します。
そして技術に関連することはインストラクターが説明をします。日本のカラー剤は現地では一般的ではないのでカラー剤の基本的なことから毛髪理論、結果とケアの両立などについても詳しく説明をしました。
この海外での講習は日本語で話した内容を通訳さんが現地の言葉→(この時はインドネシア語)に訳して話をするので2倍の時間を要します。
そしてやってきた次なるハプニング
実はリハーサルの時点で発覚・・・
時間の関係上あらかじめ一部のモデルさんににはハイブリーチ処理を3回していただきハイトーンの状態にしていただくよう現地代理店へお願いをしていました。
講習前にリハーサルを兼ねて全モデルさんの髪の状態をチェックするのですが、ハイトーンのモデルさんの髪質をチェックした時にインストラクターさんの口から出た背筋が凍る言葉 「かなり傷んでるし、ブリーチがムラになってるし・・・ カラーが入らないと思います・・・」
主催の代理店さんへは事情をそのまま説明してカラーきれいにが入らないかもしれないとお伝えしたところOK!しかもニコニコと笑顔で(インドネシアの人のおおらかさに感謝)実際はOKじゃないけどモデルのチェンジもできないしモデルを減らして講習もできないし・・・代理店さんもOKを出さざるを得ない状況でした。
仕事としてはやらざるを得なかったと思いますがインストラクターさんも本音はやりたくなかったと思います。
事前に現地でブリーチをお願いする際に、もっと事細かに前処理、後処理のことも補足してしっかりとケアをしてもらうということを強調しておくべきでした。
ブリーチ後の状態↓
カラー施術後
見る人が見ればわかるこの状態
カラー施術後スタイリングまで完了して受講者さんから拍手をいただきましたが素直に喜べない一人目のモデルさんでした。
まだまだ続くインドネシアでのヘアカラー講習会のシリーズ 続編はまた近日中に公開しますね