現地でヘアカラー講習会をした時のお話
コロナ前に私が海外担当をしていた当時力を入れて売り込んでいたあるメーカーさんの新製品のファッションカラー剤、ホットッペッパーを見ればどのサロンさんも”外国人風カラー”メニューを押していた時期だけに、このメーカーさんもここぞとばかりに寒色中心のラインナップで発色もよく、国内での評判も高かったので自信を持って売り込んでいました。COSMOPROF ASIA HONG KONG(コスモプロフアジア香港) 開催中の11月に香港でインドネシアの代理店と商談をしてほぼ全色を受注しました。そしてその代理店からさらにリクエストが・・・
「メーカーのインストラクターを連れてインドネシアへ来て講習会をしてください」
注文を手にしているのでメーカーさんとの交渉はスムーズに・・・
受注から3カ月後の2月にインドネシアで開催が決定しました。
講習会の内容と進行はメーカーさんが組み立てて事前に日本語資料を作成いただき
その資料を一旦英訳してそれを現地に送りインドネシア語に訳してもらいます。
講習会は2日間 カラーの講習に加えて少しパーマの講習を加えました。
インストラクターが日本語で話した内容をインドネシアの通訳の方がその場で訳します。
即時通訳ではありませんので一つのことを伝えるのに倍の時間がかかります。
その時間も逆算して、モデルさんごとの施術時間なども綿密にタイムテーブルを組み立てて・・・
いざ当日 早朝から会場でリハーサルを行いモデルさんのチェックや準備も終えて、いよいよ開始時刻の10時・・・ になってもなぜか受講者さんがまばら・・・
主催者の方たちも特に焦ってる様子もなく(笑)
「そのうち集まりますから」と笑顔で代理店の営業マン
開始が遅れることをアナウンスすることもなく・・・
開始前にに到着した受講者さんたちが苛立つこともなく・・・
約20分程である程度席が埋まった状況で講習を開始しました。
日本では絶対に絶対にありえないこの進行(笑)
この国の人たちのおおらかさを感じましたね。
この先まだ出てくる想定外の進行!!
今回はこの辺で・・・
続編は近日中に公開しますね。