アジアの理美容事情 その4 ヘアケア編

当社の取り扱い商品の中で一番輸出量の多いカテゴリは シャンプー/トリートメント/アウトバストリートメントを中心とするヘアケアです。

他の商品との違いや結果が分かりやすく現地代理店も販売しやすいことに加え業務サイズだけでなく店販サイズがあるため自然と輸出量を牽引していっているのだと考えています。

現地での売価は決して安くない日本製の商品ですが人気の理由は”使用感が良い” ”香りが良い” ”使用後の質感が良い” この3つのバランスが取れていることだと考えています。

当社がメインで輸出をしているメーカーさんのブランドのヘアケアカテゴリの商品は新製品が発売されるとほぼ確実に各国の代理店から注文をいただくことができる営業にとってはありがたいカテゴリなのです。

理美容業界のヘアケアカテゴリは激戦区であり各メーカーさんも常に改良を重ねて切磋琢磨しています。そしてその技術をトレンドに乗るように融合させて新しい商品を開発しています。
更にこの10年程はどのメーカーさんも品質に加えて香りの研究を重視して開発を進めてこられたように思います。業界のヒット商品に共通して言えることは必ずと言っていい位に香りの評価が高いです。激戦の国内理美容業界で洗練された品質は良い意味でのガラパゴス→ ”孤立” ではなく ”唯一” という価値に育ち海外でも充分に通用するレベルになっていると思います。

そして実際にこれらの品質を兼ね備えた商品がアジアの美容師さんや消費者に受け入れられています。

現地に流通している商品は中国製や現地ローカル製、欧米製や韓国製で全体の90%以上、残り10%未満の小さなシェア率の中の一部に日本製の商品が含まれるような状況と推測しており、そんな状況でありながらも評価が高い理由を私はこのように考えています。
過去に海外の展示会は幾度となく視察し沢山の商品サンプルを使用してきました。パッケージデザインやコンセプトなど日本のメーカーさんなら絶対に思いつかないような面白い商品も沢山あります。その期待を胸に商品を使用すると・・・? 普通・・・ 可もなく不可もなく、別段悪くもないですが強いて特徴とか ”良い” と感じれる点もない、そんな普通の商品が圧倒的に多いように思います。稀にハズレを引くと髪がキッシキシになるシャンプーやシリコンが相当量配合されているのか洗い流しても髪がコテコテでずっしりおもいヘアマスクとか(笑) 
日常的にこのような海外製品を使用していた現地の美容師さんや消費者の方が、日本製品を使用すると大いに違いを実感し、リピーターとして継続使用をしていただいていることで現在につながっていると思います。

今回はこの辺で・・・

海外に販路がないメーカーさんで輸出をしたいけどノウハウがないメーカーさんからの依頼を受けて商品を輸出することもあります。このblogを読んで海外へ輸出をしてみたいけどノウハウがないというメーカーさんはお気軽に当社へご相談くださいね。美容と健康に関するもの化粧品(頭髪・肌用)・道具類・小物・雑貨類 なんでもご相談ください。

最近の記事

TOP