今回もコスモプロフアジア2022 に関連してシンガポール出張のお話
とはいっても今回は番外編で美容以外のお話も・・・
3年ぶりの海外出張 そして4年ぶりのシンガポールで見たこと感じたことをいくつか・・・
・キャッシュレス
現地の通訳さんから聞いたのですがシンガポールは急速にキャッシュレス化が進んでいるそうで
クレジットカードやデビッドカードをはじめQR決済も多種多様にあります。日本でもかなりQR決済は増えてきましたがお店の規模により普及していないところも多いのが実情ですね。一方シンガポールでは小さなお店でもカードやQR決済対応のお店が多いです、私は街の小さな薬局でおみやげ用のタイガーバームをクレジットカードで購入しました。ホーカーセンターと呼ばれる屋台では基本は現金払いなのですが、ここ最近は一部のQR決済に対応しているお店が増えてきているそうです。
・地下鉄
地下鉄では日本のように一回だけ使用する切符は存在せずプリペイド方式や1日単位で乗り放題になっているものなど、3種類のカードがあるのですがそれらにはICチップが埋め込まれており日本のPASMO やSuicaのように改札機にかざして使用します。ここまでは日本同じですが、進んでいるのは、この改札機が優秀でVISAやMasterのクレジットカードをそのままスキャンしてもOKなので非常に便利です。私も滞在中はカードを購入せずにクレジットカードで利用しました。
・展示会場
コロナ禍で密を避ける意味で日本でも展示会場での人を介した受付は廃止され事前のオンライン予約が当たり前になりました。日本の場合の多くは展示会場入口付近で無人のスキャナでオンライン予約で生成されたコードをスキャンして入場パスをプリントして名札ホルダーに入れて入退場するのが一般的ですが、今回のコスモプロフアジアではオンライン予約時に生成されたコードをスマホ上からそのままスキャンして入退場が可能です。
印刷もせず名札ホルダーを使用しないので非常にスマートです。
・空港
チャンギ空港のターミナルには航空会社の職員はほとんどおらず搭乗手続きはセルフで行います。予約番号を無人の端末に入力すると手荷物預けのシールも自動で印刷されるので自分で荷物に貼り付けて荷物を預けます。併せて搭乗券も自動で発券されます。そして出国審査もパスポートのスキャンと機械による顔と指紋の認証にパスするとゲートが自動で開きます。
無人の端末
出国審査
・タクシー
配車アプリが複数あります。料金や使い勝手によって現地の人は使い分けているようですが
Grabというアプリは以前から私もよく利用していました。Grabはタクシーだけでなく一般人が自己の所有車を使って仕事をしたい時だけアプリを経由してタクシー業務ができる仕組みです。なにより便利なのはアプリから乗車地と目的地を入力すると料金が先にわかるので安心です。ぼったくりもなく言葉の壁も問題ありません。ドライバーの口コミや評価もアプリ上で共有されています。決済は現金もクレジットカードも使えます。アプリの利用履歴に情報が残るのでレシート代わりにもなります。日本でおなじみのUber は日本では食事のデリバリーの印象しかありませんが、以前はこの配車アプリでシンガポールでも利用されていました。(現在はGrabと合併してUberとしてのサービスはありませんが)この配車アプリの普及はその国のタクシーに関するライセンスや法律により異なります。日本では一般の人がタクシーの業務をすることができませんのでこのサービス自体がありません。一方でアプリの同じ仕組みを使って、Japan Taxiや GO 等のアプリがタクシー業界で利用されていますね。
・美容室のメニュー料金
せっかくなので現地の美容室の料金について
地元の人が通う一般的なサロンの料金と日系サロンの料金の比較です。
1シンガポールドルは 2022年11月中旬のレート約100円なので
現地の料金に100をかけると日本円になります。
※メニューのRebondingというのは縮毛矯正を意味します。
↓ 地元の人が行く一般的なサロンのメニュー料金
↓ シンガポールの中心地にある日系サロンのメニュー料金
いかがでしょう?
日系サロンさんのメニュー料金は現地でも高い方だと思いますが、日本の高級サロンと比較しても高い感じがしますね。
(恐らくお店の家賃も驚くほど高いと思います)
いかがでしたでしょうか?
今回は美容から少し外れて3年ぶりの海外出張で見たこと、感じたことをまとめました。
出張時に通訳さんに教えていただいたこと
シンガポールでは人じゃなくてもできることや人を介することで手間や行程が伴うことは
機械やシステムが迅速に確実に処理する仕組みを社会が作り上げていっているそうです。
”待たない・並ばない・混まない・時間をかけない” スマートでストレスフリーな社会
そして財布を持たなくても生活できる便利な社会がそこまで来ていると感じます。
3年ぶりの海外出張は刺激的でとても有意義なものになりました。