最近のヘアカラー事情

今やサロンメニューの中心となっている ヘアカラー。サロンではホームカラーとの差別化を図るためにサロンでしか施術できない高い技術力を武器に新しいメニューが次から次へと生まれています。

特にファッションカラーは多種多様な明度と色相のバリエーションで各メーカーさんが発売されていますね。

一昔前のファッションカラーはというと、明度も色相もある程度の種類しかなく中間の色や出したい色は自分で混ぜて作り出すということが一般的でした。 色相環に加えて、そのカラー剤が持つ特性の理解や経験値が要求される色の調合ですが、その調合を簡素化してサロンワークをスムーズにするために各メーカーさんが色数を増やすようになったと思います。

カラー剤の色数が増えたことによりサロンワークにおける色の調合が簡素化され、それに加えて毎年トレンドカラーが生まれ、カラーメニューのジャンルは年々活性化されていると思います。最近はファッションカラーに限らず白髪染めのジャンルでも変化が起きています。SNSでもよく目にする ”脱白髪染めハイライト” というメニュー。 白髪を染めるのではなく、黒髪部分を明るくして白髪をボカして馴染ませてファッション性を高める技術が話題となっています。今までの白髪染めからの逆転の発想ですね。このメニューはこれからますます広まっていくと思います。そしてこの、”脱白髪染めハイライト”に限らずカラーのメニューは更に進化を遂げていくと思っています。

しかし一方でメーカーさんの発売するカラーの色数はそれなりに揃っているものの現場では単色ではなく複数の色目を混ぜて使っていることが多いと思います。これは色数が増えてバリエーションが増えたことにより、多彩な色目が表現でできるようになりそれがSNSや各種のメディアで拡散された結果、現場が求める色目のニーズの幅が広がったからだと思います。

そして酸化染毛料のジャンルに限らずカラートリートメントによる多彩なカラーバリエーションや、今や完全に定番となった ”ムラシャン” 等 カラーを取り巻く商品は業務用、店販用を問わず多種多様に発売されています。

そんな最近の理美容業界のカラー事情を見て当社も7月22日に技術者向けの画期的な新製品を発売します。

詳細は近日公開しますので乞うご期待!!

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